皆さんは様々な会社が発行しているPOSAカードをご存知でしょうか?
Amazonギフトカード、Appleギフトカード、楽天ギフトカードなどが代表例です(プリペイド式のギフトカード)。今回は楽天ギフトカードの購入+キャンペーン利用で最大7.5%還元のチャンスという内容の記事です。
日々のお金の使い方として投資やキャッシュレス決済をしている人にとっては、日常生活がさらにお得になるかもしれません。具体的には、こんな人におすすめの内容になってます。

楽天証券で投信積立やってます!

日頃の買い物で楽天Payが使えるお店を使ってます!
楽天ギフトカードとは
簡単に復習ですが、楽天ギフトカードとは『楽天キャッシュ』という楽天グループ内のサービスや商品購入に利用できる通貨のギフト券になります。前述のとおり、楽天キャッシュは楽天証券の投信積立資金(毎月5万円まで)や楽天Payの支払に利用することが可能です。楽天PayはPayPayほどではないですが、スーパー・ドラッグストア・レストランなど対応店舗も幅広く使い道に困ることはない優秀な決済ツールです。

しかし、この正規ルートで楽天キャッシュを入手するよりも楽天ギフトカード(本来は贈答用だけど自分でも利用可能)を経由する方がお得だよねというのが今起きていることのなのです。楽天ギフトカードは各種コンビニで購入可能な次のイラストが特徴のカードです。

これは1,500円から50,000円までの任意の金額を店員さんに伝えて、その金額を支払うタイプ(ファミペイ払いで!と伝えましょう)ですが5,000円や10,000円など金額がセットされているタイプもあります。
ファミペイとは
ファミリーマートが展開する決済サービスです。使い方はPayPayと同じで銀行口座やクレジットカード等から残高をチャージして支払を行います。そして、ファミリーマートでPOSAカードの購入に使える(ポイントの2重取りができる)のが特徴です。
【還元率】ファミペイ+楽天ギフトカード
ファミペイ払いで楽天ギフトカードを購入すると0.5%分のポイントが通常還元として付与されます。さらに、今は以下のキャンペーンが実施中で『0と5の付く日』に購入すると1.0%が追加され合計1.5%がファミリーマートから還元されます。この時点で普通に楽天カードで楽天キャッシュ残高をチャージ(還元率0.5%)するよりお得です。

加えて、JCBブランド限定にはなりますがファミペイはクレジットカードで残高チャージが可能なので、クレカ分の還元率もここに上乗せされます。これでポイントが2重取りできることになります。
①楽天キャッシュ積立ルート、②楽天Payルートで還元率が若干異なりますので図にまとめました。
楽天証券ルート
なお、JCBブランド限定と書きましたが、ファミマTカード(還元率0.5%)はほぼ無制限にチャージできるのに対してそれ以外のJCBカードは毎月2万円のチャージ上限があります。そのためクレカ還元率はひとまずファミマTカードに合わせて0.5%にしたいと思います。結論的には2.0%-5.0%の還元率となり、正規ルートの0.5%より遥かにお得です。
通常ルートは0.5%還元なので、年間最大3,000円相当の利益です。一方で、このルートでは12,500円(キャンペーン期間還元上限)+7,000円(通常期間2.0%)=19,500円相当と差は1.65万円になります。また、後述のクーポンのおまけ付きです。
本件は、ここに妙味を感じる方に向いているポイ活ですね。

ファミマTカードが新規入会キャンペーンで入会から6ヶ月間、購入金額の3.0%を追加還元中です(上限7,500円分)。還元上限から逆算すると25万円までが還元対象です。この還元はPOSAカード購入でも適用されます。
つまり、楽天証券ルートの人にはかなり嬉しい内容で、無理に支出を増やさなくても楽天キャッシュ積立5回分として最大限に還元を受けることが可能です。このキャンペーンがあるのでファミマTカードによるチャージは新規入会から半年は3.5%還元になります。ファミペイの1.5%還元と合わせると全体で5.0%還元になります。
楽天Payルート
楽天Payルートでは楽天側のキャンペーンも活用することが出来るので、さらにポイントの3重、4重取りが可能になります。なお、楽天PayはTOHOシネマズ(映画館)やドミノピザでオンライン決済の手段としても利用可能です。


また、今なら楽天の上記キャンペーンを併用することで1.0%(通常還元)+0.5%=1.5%が誰でも達成可能です。『買付指定日(2023年1月1日~2023年1月28日)に楽天キャッシュ決済で投信積立の買付』を満たすことが条件です。
さらに、楽天ポイントの加盟店であれば、1.0%の楽天ポイントを貯めることができます。すべて合計すると7.5%還元の完成です。楽天証券利用者なら6.5%は簡単に取れそうな内容ですね。
【ファミペイ】無料クーポンもゲット
前述したポイント還元のほかに、ファミリーマートは第2・第4金曜日に3,000円以上をファミペイにチャージすると以下のような感じで飲み物や食べ物の無料クーポンを配布してくれます。

このお得ルートにリスクはあるのか?
あえてリスクにも触れておきたいと思います。楽天キャッシュは楽天グループ内で利用できる通貨だと紹介しました。それでは楽天グループが経営破綻したら何が起きるか(残高分のお金は返ってくるのか?)というお話です。一言で言うなら、『たぶん全額は返ってこない』が結論です。
銀行が経営破綻した場合にわたしたちの預金は1,000万円までを日本国政府が補償することを公に約束しています。一方で、楽天キャッシュは法律上の電子マネー(前払式支払手段)に当たります。関連する法律(資金決済法)は『電子マネーの発行残高の2分の1は保証金として他のお金とは別枠で確保しておきなさい』と企業に一定の返却原資保全を義務付けています。しかし、これは裏を返せば残り半分の確保は義務ではないことを意味します。また、電子マネーについては預金のような国による消費者保護制度はありません。

さらに一歩進んだリスクの見方として、法律上の義務(原資確保)と実際に守られるかは別の話です。
つまり、電子マネーを利用するということは企業の信用リスクを自分でとるということなのです(国は守ってくれません)。
楽天グループほどの大企業がいきなり倒産する可能性は低いとは思いますが、それとリスクを考えなくて良いかは別の話です。いずれにせよ巻き込まれると面倒くさいので、一度に多額のお金をチャージするのではなく、残高は1〜2ヶ月分程度にとどめておくのが私の方針です。
まさにリスクとリターンという投資家の矜持が問われますね。ちなみに、これは楽天キャッシュに限りません。預金口座の外にあるキャッシュレスサービスの残高の全てに言える話です。
まとめ
(1)第2・第4金曜日に分けてファミペイチャージ(2)0と5のつく日に楽天ギフトカードを購入する。この2ステップを踏めば、楽天投信積立や楽天Pay決済が数%お得になるばかりか飲み物や食べ物も無料でゲットできます。
少しでも節約したいと考えている人には取り組む価値のあるキャンペーンだと思います。関心のある人は、本記事で言及したリスクも意識しながら取り組んでみてはいかがでしょうか。
楽天証券ルートに関心がある人は、次の記事もおすすめです。毎月10万円積立可能な人は一工夫で年間25,500円相当ものポイントをとることができます。まさに楽天経済圏の復権とも言える展開です。

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