SPYDやHDVが減配に沈む中で、VIGは安定の2桁増配を実現しています。さすがは『連続増配期間が最低でも10年以上の米国企業』という選出基準を満たす増配特化型ポートフォリオです。
私は配当利回りをベンチマークにしているので、VIGは現在のところ保有していないのですが、ポートフォリオは見ていて惚れ惚れします(つい欲しくなる)。
Microsoft(AAA)やJohnson&Johnson(AAA)のようなピカピカの高財務・高収益企業が上位銘柄を構成しています。上位10銘柄で一番格付が低いComscast CorpでさえA-を誇ります。
『市場で圧倒的な地位を築き、確実な高収益源を確保している最強企業集団』これはまさにVIGのことです。
2021年も最強ぶりを発揮してくれたVIGの配当金振り返りです。
✅米国株ETFと全世界株式インデックスで1,000万円以上運用中。
✅これまでに読んだ投資関連書籍は100冊を超える。
✅座右の銘『負けない投資(プラスサムゲーム)』
【VIG】増配の全体像

第1Q〜第4Qまで毎期増配を達成。通年では15.83%の2桁増配を実現です。非常に安定した増配の流れを形成していますね。今年一番安心して見ていられた米国配当系ETFではないでしょうか。
【VIG】配当金実績
VIGは2006年4月設定と、HDV(2011年)やSPYD(2015年)はもちろんの事、VYM(2006年11月)よりも古い歴史を持つETFです。そして設定以来、非常に美しい増配曲線を描いてきました。2021年の$2.6601が、ひときわ輝いていますね😁。

【VIG】配当利回り推移
上述の通り、VIGは圧倒的増配を継続していますが、配当利回りは伸び悩んでいます。これは株価成長が非常に力強いことの裏返しです。配当金が増えても、それ以上に株価上昇が起きるので、配当利回りとしては増配に伴って伸びていかないのです。
VIGは配当金(インカム)よりもキャピタルゲインの獲得を目指す投資に合致するETFというわけです。今年も、その特徴(強み)がはっきり確認出来る結果でございました。
年間配当金目標(240万円)に達したら、私もVIGも保有してみたいです。

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