(2022年11月24日更新)
本記事で紹介していた方法が、オートチャージ機能の改悪(上限が5万円に低下)により使えなくなりました。代替手段による改悪対策は以下記事でご説明しています。
2022年4月からauじぶん銀行が顧客還元と利便性向上の観点から大リニューアルを実施します。顧客還元の側面では、下記の記事でご紹介した通り年間合計20,160Pのポイント還元プログラムをスタートします。
今回は、そのポイント獲得作業の一つであるオートチャージ入金の条件達成を1円もかけずに行う方法のご案内になります。私はauじぶん銀行口座、au Pay、au Payカードという三種の神器をすでに実生活でフル活用しているので体験談(実験結果)を交えての解説となります。
以下の手順で実際にポイント付与対象となることを確認しました(2022年4月3日付)。

【復習】ポイント獲得条件
ポイント獲得内容ですが、対象サービス(半自動化と相性の良いau Payがおすすめ)にauじぶん銀行口座から1万円をチャージする毎に15Pが還元されます。
還元上限が毎月150Pになっているため、auじぶん銀行から毎月10万円をau Payにチャージすると上限いっぱいまでポイントの獲得ができます。
ポイント獲得のためにチャージして、買う予定がなかったものに消費するのは本末転倒なので『10万円もチャージしても普段使いで消費できないよ』とのご懸念を抱いた方はご安心ください。
ご紹介する手順はこの点を踏まえて検証作業を行いました。
作業内容の全体像
まず使用する機能の整理です。au Payのオートチャージ機能と自動払出機能です。つまり、作業設定は全てau Payのアプリ上で完結します(簡単&便利)。
au Pay残高が一定金額を下回ると、事前に決めておいた金額がauじぶん銀行口座から自動的にチャージされる仕組み。
自動払出機能
au Pay残高が指定した頻度(毎日or指定日)で任意の金額を自動的にauじぶん銀行口座に自動的に戻される仕組み
作業の全体像としては、オートチャージ機能(銀行口座→au Pay)と自動払出機能(銀行口座←au Pay)の対極的な矢印を利用して(行って戻って)、10万円までオートチャージを行い、その後は自動払出機能で銀行口座に戻すというお金の流れを作るものになります。
【事前準備①】自動払出設定
au Payにオートチャージされた残高が自動的に戻ってくる仕組みを作ります。頻度は毎日、金額は全額を指定しましょう。こうすることで、オートチャージした金額が翌日6時頃には口座に戻ってきます。
【事前準備②】オートチャージ設定
これが今回のポイント獲得条件。つまり一番大切な作業です。以下順番の沿って設定しましょう。チャージ実行金額(下限)とチャージ金額をいくらにするかのポイントも文中で解説します。
①チャージ設定画面にアクセス
基本画面の右上にある『チャージ』をタップします。

②オートチャージ設定を選択
一番左上の『オートチャージ設定』をタップします。

③一定額チャージを選択
まず、『オートチャージを利用する』の機能をオンにします(赤枠で囲ったエリアを右にスワイプします)。その後、リアルタイムチャージと一定額チャージの選択画面が表示されるので、一定額チャージを選びましょう。

④チャージ実行額(下限)とチャージ金額を決定
チャージ実行金額(下限)というのは、『この金額を下回ったら事前に決めておいた金額(チャージ金額)を自動でチャージします』という基準のことです。1,000円にすると、au Pay残高が1,000円を下回るとオートチャージが発動します。オートチャージを意図的に発動させたいので、設定可能な下限の最大金額である25,000円に設定します。そして、チャージ金額は本音では10万円にしたい(還元上限である150P=1万円毎に15Pを1回でクリアできるので)のですが、1回あたりにオートチャージできる最大金額が45,000円なのでこの金額を設定して、オートチャージを3回繰り返すことでポイント還元上限の10万円をクリアします。入力できたら『オートチャージを設定する』をクリックします。

なお、オートチャージ限度額の設定は任意です。私は普段自分でチャージしているので、このポイント獲得目的以外でオートチャージが発動しないように45,000円✖️3=135,000円を上限に設定しています。
ポイント獲得作業内容(完全自動化or半自動化)
事前準備①と②が出来ており、日常的にau Pay決済を最低月3回行う人は普段通り生活していれば月上限である150Pの条件をクリアできます。『オートチャージされる→自動払出される→決済する→(残高不足がトリガーで)オートチャージされる→自動払出のループ』が発生するからです。この方は完全自動的にポイントが獲得できると言っても良いでしょう。
一方で、『au Pay決済を月3回もしない』という方は後段説明の通り数分間の作業を月3回行って頂くことになります。オートチャージが発動するのはau Pay決済が行われたタイミングとされており、自動払出で残高がチャージ実行金額(下限)を下回っただけではオートチャージ機能が発動されないためです。

具体的な手作業の内容ですが、自動払出が(翌朝6:30頃)に確認できたらau Payのオートチャージ設定の以下画面を開き、改めて『オートチャージを設定する』を押してください。詳しくは、わたしが実際に試した実験結果をご覧頂くとご理解頂けると思います。

具体例(私自身が試した結果)
私のau pay残高が5,000円(クレカチャージしたもの)の状況で実験しました。
解説を加えると①でオートチャージ設定をすると、残高不足(5,000円しかない=25,000円を下回っている)とシステムが判断して、オートチャージが発動します。そして、翌朝には自動払出機能が働いて自動的に銀行口座に戻すという作業がシステム的に行われます(③が完了)。
(②のオートチャージが自動発動すれば無限ループなのですが、以下の通り上手くいきません)
③まで終えた後ですが、『自動払出によって発生した残高不足』はシステムが対象外と判断して②のオートチャージを実行しません。しかし、オートチャージを再設定(④)すると『残高不足だオートチャージしなくては(記憶喪失😂)』と判断するようで②〜③のシステム処理を繰り返します。
④の作業は数分で終わります(以前に入力した内容はそのまま残っているので、次回以降の作業は『オートチャージを設定する』のボタンを押すだけなので)。
こうすることで1円も決済せずに、10万円分(正確には45,000円✖️3=135,000円)のオートチャージ実績を作ることができました。ただ、”オートチャージを再設定する”というのはau側も意表(盲点)をつかれてると思うので、ふさがれてしまったらおとなしく日常のお買い物で決済しましょう。

以上
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