【2022年2月末】投資ブロガーの資産運用報告(米国株ETF)

【2022年2月末】投資ブロガーの資産運用報告(米国株ETF) 資産運用実績

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2022年の2回目の運用報告です(過去の記録はこちら)。この運用報告では未来に振り返った時に、当時何が起きていたか分かるように、当月に起きていた金融イベントをまとめ、わたしの投資対象やGICSが定める11種のセクターがどのような影響を受けているのかを記録していきます

未来の読者が投資スタイルを確立する上で、この情報がお役に立てれば嬉しいと考えております。わたしの運用状況だけに関心がある方は目次から飛んでください。

<わたしの保有銘柄>
米国高配当株ETF:SCHD,VYM,HDV,SPYD
インデックス投信:eMAXIS Slim全世界株式(オルカン)、楽天VTI

2022年2月の株式市場の振り返り

先月に引き続き、株式市場の関心は米国の利上げ欧米各国のインフレ見通しです。そして、それに加えて(というかそれを忘れさせる大事件として)ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が発生しました。これに伴う欧米諸国による経済制裁発動(SWIFT国際金融決済システムからのロシア排除)も市場を揺るがす要因になっております

これに伴う国際政治経済の不透明感に嫌気した売りや、(ロシアが大きなシェアを握る)石油天然ガスの需給が逼迫する見通しからのエネルギーセクターへの買いなどが入り乱れボラティリテイの激しい相場になっています。

セクター別騰落率(2022:2)

上記のセクター別の騰落率を見ると、エネルギーセクター(Energy)に買いが入っています(石油天然ガスの先物価格高騰の影響)。ロシアのSWIFT排除など、国際金融の混乱を嫌気した金融セクター(Financial)の売りなどが顕著です。ヘルスケア(Healthcare)や生活必需品(Consumer Defensive)の安定感が光っています

米国のインフレ動向

米国の2月消費者物価指数(CPI)は3月10日発表予定のところ、発表され次第掲載します。1月は前年同月比7.5%でした。

米国の利上げ見通し(主要外銀の予測)

たぶんどれも当たらないので、未来の読者の方は結果と比較してみてください。ただし、こうした予測が重要なのは、その時々の市場参加者の期待値を反映しているからです。株価はあくまでも期待値と比較して結果がどうであったかに反応します。

利上げ自体は株価のマイナス要因ですが、すでに利上げされることはみんな想定の範囲内なので問題はどれぐらいの速度でどれぐらい利上げされるかです。想定以上の利上げなら株価は下がるし、想定よりも利上げ幅が低ければ株価は上がります。この期待値がどこにあるのかの参考にするため、影響力のある外資系銀行の予想にみんな注目(すがる?)します。

【2022年利上げ予測】*2月時点(ウクライナ侵攻前)
シティバンク
合計1.5%(3月に0.5%、5月、6月、9月、12月に0.25%)
ゴールドマンサックス
合計:1.75%(0.25%の利上げを7回)
バンクオブアメリカ
合計:1.75%(0.25%の利上げを7回)
JPモルガン
合計:2.25%(0.25%の利上げを9回)
バークレイズ
合計:1.25%(0.25%の利上げを5回)
HSBC
合計:1.5%(3月に0.5%、0.25%の利上げを4回)
ドイツ銀行
合計:1.75%(3月に0.5%、0.25%の利上げを5回)
出典:ロイター通信Bloomberg

バンクオブアメリカは3月は(米国のインフレが想像以上にやばいので)0.25%→0.5%かもとしていますが、おおむねこんな感じの各行予測になっています。ウクライナ動乱の影響で世界経済の見通し悪化で利上げペースは落ちるなんて真逆のことを言い始めている人もいるので、結局のところ誰も何もわからないのですね。少なくとも1日で状況が刻々と変わり、結論まで変わってしまう予想には投資方針を決める上で本質的にはなんの意味もないですね。。。。

やはり資産形成は、相場は読めないを前提に、長期投資できる投資信託をバイ・アンド・ホールドすることにつきますね

米国証券口座(Firstrade)の運用状況

運用総額(2022年2月)

わたしの自己紹介をお読み頂いた方はご存知と思いますが、私は米国のFirstrade証券での米国高配当ETF運用をメインにしています。

運用総額:$133,231(先月比1.6%)
累計配当金:約52万円
含み益:約241万円(先月比9万円
SCHD、HDVを約17.5万円ずつ買い増し
定期積立枠でオルカンを5万円分追加購入
*1ドル=110円で計算

現在の資産ポートフォリオ状況として現金比率が高まっているので、買い付け対象の配当利回り水準に関係なく毎月35万円を米国高配当ETFに投入しようと決めて機械的に投資をしています。

今月はHDVを17.5万円、SCHDを17.5万円の合計35万円を新規購入しています(先月と同じ)。

この結果、運用総額は$133,231(約1,530万円)に増加しました。一方で、含み益は冒頭で振り返りました国際政治情勢の大混乱の余波を受けて先月比で9万円程度マイナス着地しました

わたしは配当金をベンチマークにしているので(利確予定のない)含み益の一時的な増減に一喜一憂することは少ないのですが、あれだけ市場参加者が騒いでいる相場環境の中で、わたしのポートフォリオはほぼ無傷でした(含み益の減少率はわずかに0.0096%)

(もちろん金融危機の前では関係ないですが)相対的に米国高配当ETFは下落に強くボラティリティが少ないことが実績として確認できました。これは長期運用を行う中で無視できない要素だと感じますじぶんの心理(ストレス)とうまく付き合う能力は資産運用において成否に直結します

インデックスファンドでさえ損切り(??)する人を見かけます。このわたしのポートフォリオのデータ(SPYD・HDV・VYM・SCHD)がこうした方々の参考になれば幸いです。

楽天証券の運用状況

楽天証券運用状況2022年2月

楽天証券は日本居住者として非課税制度の恩恵はしっかり享受すべきとの発想から、NISA口座の運用ように開設・利用しています。非課税メリットを活かす観点から、トータルリターンの最大化に力点をおきたいのでインデックス投信をこちらでは購入しています

うん、しっかり相場混乱の影響を受けて含み損になってますね!そんな状況には関係なく、定期積立で毎月5万円分のeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)が自動購入されていきます。今月もしっか口数が増えていました。

eMAXIS Slim全世界株式といえば、指数を開発しているMSCIがロシアを指数から外すことを決定したので、これまで若干含まれていたロシアのエクスポージャーが完全に消滅することになりました。厳密にはオールカントリーでなくなるので結構衝撃的ですね。

インデックスファンドって本来は自動定期積立を設定すれば、年1回程度の確認で十分なので本来は全くやることがなく含み益/含み損に一喜一憂する必要がない投資方法です(わたしはブログの関係で月1で見てしまいますが)。

この相場で夜も眠れずに株価見てる人は、楽天証券やSBI証券でインデックスファンドの自動積立を設定して年末まで忘れる作戦をとりましょう。『いや、すでにやってるんだけど。株価見てしまう😭』という方は、資産運用の本を読むか、倹約につながる情報収集に時間を当てて忘れるのがおすすめです。考えることに時間を使うと、株価とか見ている余裕がなくなります。

2022年3月時点の運用記録はこちら

以上

筆者
筆者

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