【配当金生活ブログ】2022年6月の配当収入実績

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【本記事の要旨】
✔︎配当収入は前年同月比で35.4%
✔︎水道光熱費と食費は引き続き配当金で賄える水準

2022年6月も、私の配当ポートフォリオを構成するVYM・SCHD・HDV・SPYDの4銘柄の配当金が確定しました。配当収入金額は$1,174.82(前年同月比+35.4%)という結果でした。日本円換算だと15〜16万円という水準です。

個別の前年同月に対する増配・減配の詳細は次の通りです。VYM(+12.7%)、SCHD(+30.4%)、SPYD(+1.5%)、HDV(▲29.6%)。

購入時点での配当利回りは基本的にSPYD、HDV、VYM=SCHDというような相場感ですが、配当金額と連続増配の安定感に関してはVYMとSCHDが際立っていますね。最近はSCHDばかりを買い増ししています。

■本記事を書いている人
✅Twitter(@gonfox21)でも情報発信
✅20代で金融資産4,300万円達成
✅米国ETFで資産運用(SPYDVYMSCHDHDV

配当収入の推移

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上述の通り、2022年6月の配当収入は1,174.82米ドルでした。足元の1ドル=135-136円という為替水準では、15-16万円に匹敵します毎月にならすと約5万円程度の不労所得があることになります。私の家計規模では光熱費や水道料金を配当金でカバーできる水準です。こうして、全体支出に対しての配当収入割合を増加させ、100%にすることでFinancial Independence(FI)を実現するのが、私の配当金生活の究極の目標です。

前回の2022年3月からの追加投資は、(配当再投資を除くと)SCHDに対して$12,900を投じました。VYMとの間でいつも迷いますが、増配率の実績でいうとSCHDが優位であり、配当利回りも足元ではSCHDの方が高いので、現在はSCHDを優先的に購入しています。これらの追加投資分を除いても、前年同月時点からはポートフォリオ全体で増配しています。誤算があったとすれば、2020年を境にしてHDVが減配続きであることです(一方で、私の保有銘柄の中で年初来一番良好なリターンを残しているのもHDV)。

VYMも$100を切る場面が見られて、配当利回りが3.0%台に復帰してきているので割高感が徐々に薄れてきてはいますので、個人的には引き続き目を光らせているところです(私の中でコンセプトの美しさ(理論上の隙の無さ)はVYMに軍配が上がる⇨詳細はこちら)。

累計配当収入(配当再投資を愚直に継続中)

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2022年6月時点での累計配当収入は7,112.60米ドルとなりました。足元の為替では約97万円となります。1ドル=115円で計算すると約82万円です

2022年3月時点で、今年中に累計配当金額は100万円を超えてくれるのではないかと書きました。そして、円建評価で言えば、次の配当金を待たずして超えそうです。いかに円安の勢いがすごいかがよく分かりますね。円安や急速なインフレが懸念される日本においては、日本円の一定割合をドル建のキャッシュフローを生む資産に変換しておくことによるヘッジ有効性も感じます(大切な物は一つのカゴに盛るなというユダヤの助言はここでも活きてきそうです)。

米国高配当ETFに対する雑感

何を優先するかは十人十色ですが、配当金をベンチマークにする場合、目先の配当利回りも大切ですが連続増配・増配率という指標が目的と手段の関係からは重要だなと感じます。そう考えるのは、配当金が安定していること、それに加えて増配までしていることで株価に左右されずにポジティブになれることを現在進行形で体験しているためです。労働収入をゼロとした場合(例:完全FIRE)は、この感覚が重要であるのではないかなと推測致します。

配当投資の目的

私の配当投資の目的は安定したキャッシュフローの獲得に位置づけています。米国株式相場200年の歴史がトータルリターンの最大化に最適な手段は、低コストのインデックスファンドであることを証明しています。

それでも、非効率的な配当金という形での利益確定に魅力を感じるのは、単年のキャピタルゲインよりも配当収入というキャッシュフローの方が遥かに計算が容易なためです。お金は絶対量も大切ですが、金額と発生タイミングが正確に見通せることも同じぐらい大切です。

投資成果であるキャッシュフローの金額規模とタイミングを安定させることが、配当投資の主たる目的であると言えます。私にとっては『安定』がキーワードです。キャッシュフローを発生させるだけなら、インデックスファンドを定期的に取り崩すことでも代替可能です。そうしないのは、キャッシュフローのボラティリティ(下振れ)を抑えることを優先するためです。

配当投資に相応しい手段とは

上述の通り、私にとっての配当金の魅力はインデックス投資の取り崩しに比べてキャッシュフローの見通しが立ちやすいことです。計算が立ちやすいメリットを得る引き換えに、トータルリターンの最大化の放棄というデメリットを受け入れているとも言えます。

目先の配当利回りに囚われて、減配リスクが高い銘柄に集中して配当ポートフォリオを構築すると、この『キャッシュフローの見通しが立てやすい』というメリット打ち消すことになります。砂上の楼閣と言いましょうか、表面的な配当収入は高くても、いくつかの繊細な条件が成り立たなくった時には、配当収入が大きく崩れるリスクがあるためです。

キャッシュフローは利回り安定が両立することで、メリットが最大化されます。安定して増配する配当銘柄を長期間に渡って保有すれば、利回りは時間とともに向上します。逆は成り立ちにくいので、個人的には安定を優先したポートフォリオ構築が良いのかなと感じているところです

なお、『目先の配当利回りが高く且つ増配にも優れる優良銘柄を探そう!』という発想もあるかもしれませんが、配当利回りが一般的な水準を超えて高止まりするのは、財務体力または収益性(もしくは両方)に懸念があるためです。そのような企業(ひいてはETF)に安定増配を見通すのは無理があります。つまり、超高配当と安定増配は原理的には両立しません。

よほどの幸運が訪れない限りは、オープンな市場でリスクに見合う以上のリターンをあげることは不可能です。配当収入についても例外ではないと個人的には考えます。

急がば回れで、安定重視のVYMやSCHDを手堅く買い増して、時間(増配)の力でポートフォリオの配当利回りをあげていく方針が自分にはしっくりきます。不透明な株式相場でも、安定重視ポートフォリオは右肩上がりに増配してくれています。この右肩上がりの増配が、いつ終息するか分からない下落相場の中で精神を安定させてくれる材料になります

ETFをポートフォリオの軸にすることで、この恩恵を最小限の努力で受けていることも継続性の観点から個人的なこだわりポイントです(ポートフォリオをいじる必要がないので、株式相場を忘れることができる)。

筆者
筆者
 

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