【資産運用状況】コロナ相場から持ち直した2020年5月末

2020年5月22日に合計32万5千円を買い付けた(本記事参照)ことにより、2020年5月末時点の累計投資額は$11,180.12(約120万円)になります。
現在の資産評価額は$11,068.49(約119万円)ですので評価収益は▲$111.63(約1万円)となりました。
VYMがプラスの評価額に回復しているのに対して、SPYDは未だ全回復に少し時間がかかっている状態になっています。
残念ながら、全体としては評価損で5月末を占めることになりましたが、直前までは数万円の含み益が発生していたので計測日によって評価は多少前後しそうです。
しかしながら、筆者にとって含み益(損)はあくまで定点観測にすぎません。なぜなら、永久保有を前提に配当金の成長を1番のベンチマークにおいているからです。
来月はSPYDとVYMの配当金が入金予定なので、こちらの推移が気になるところです。
前回3月はSPYDがまさかの増配、VYMが減配となりましたが、来月の配当金は両ETF共に減配の可能性もあると思っているので、こちらの方が気になっております。
ポートフォリオ
引き続き当初の投資方針通り、SPYDとVYMを50%ずつ保有するポートフォリオを維持しています(注記:その後HDVもポートフォリオに追加しています)。
SPYDやHDVはリーマンショックを未経験であり、今回のコロナショックが初めて経験する不況相場でした。
この不況相場でSPYDは暴落耐性に弱さを見せて、一部投資家の間では動揺が広がっています。
中にはこの荒れた状況を見て、SPYDから撤退する(狼狽売り)する人も出てきていますが、筆者は引き続き一定額を買い付けていく方針です。
繰り返しですが、筆者は高配当株ETFの永久保有を前提としており、長期的目線で価格回復を見込めて配当金もしっかり出せる銘柄であれば、短期のボラティリティで一喜一憂をする必要はないからです。
この軸がぶれなければ、下落局面は絶好の買い場であり歓迎するところです。
投資で一番避けるべきは、右往左往して好調な株を高値掴みし、不調な株を底値で狼狽売りすることです。
他人の意見で自分の大切な資産を市場にさらすのではなく、自分の頭で考えぬくことを徹底することが何よりも大切であると筆者は信じています。
今後も自分で考えた投資方針を貫きます(結果どうなるかは、本ブログでの毎月報告をウオッチください)。
運用実績推移

2月末から順調に運用額を増やし続けております。月平均にすると毎月約86%増。
3月末はコロナショックの影響を正面から受けており、評価損は▲$1,102.23(約12万円)まで拡大しました。
コロナウィルスは予想外の出来事でしたが、従来から市場に過熱感が見られていたことから、毎月の投資額を控え目にしていたことやドルコスト平均法での買い付けをしていたことでダメージを軽減することが出来ました。
過去の記事で分析した通り、ドルコスト平均法はこのようにUPとDownが大きい市場で力を発揮します(このシミュレーションが頭にあったので下落相場でも動揺することなくホールドできました)。
5月末時点でもSPYD(▲27.58%)とVYM(▲13.8%)は未だに年初来からはリターンを大きく毀損したままです。
しかしながら、ドルコスト平均法で構築中の筆者ポートフォリオは前述の通り月末時点で▲1万円程度まで(確認日によっては含み益が発生)まで評価益を急速に回復しています。
相場低迷時(3月および4月)に購入した分が大きく評価益を出しており、コロナ相場前に購入した分の評価損を全体として中和しているのが理由です。
コメント