【年金問題】安全資産の米国債で解決する

dollar-currency 資産運用のコツ

【こんな方向けに書いてます】
・老後資金が不安な方
老後資金を最小リスクで確保したい方

【結論】
年金問題解決に過度なリスクは不要
・毎月5万円を30年物米国債に投資する

*言わずもがなですが、投資は自己責任でお願いします。個人的な考え方や分析がお役に立てばとの観点で本記事を書いていますが、投資に100%はなく成功を保証するものではありません。

【年金問題】安全資産の米国債で解決する

2019年6月に金融庁のワーキンググループが発表した報告書が話題になりました。

マスコミは『日本人の老後資金は年金だけでは2,000万円不足する』と煽り立てたことで日本人の間で一気に老後不安が高まりました。

しかし、重要なことは2点です。

年金は老後資金全体を賄うようには設計されていない

日本だけでなく先進諸外国を含めて、そもそも年金は老後資金全体を賄うようになっていません。その役割は老後生活の安全を最低限確保するためのものです。

老後の楽しみや悠々自適な生活を年金だけで実現出来るようにはなっていません。

老後も楽しみのある生活を送りたければ、現役引退前に自分で資金を用意しなくてはなりません

自己準備の必要性と年金は関係ない

そもそも人生100年時代と言われるように、長寿化が進んでいる日本人にとって絶対に安泰という年金制度はないのです。

年金制度が80歳まで生きるように設計されていたとしても、実際には日本人が90歳まで当たり前のように生きる時代が来るかもしれません。

これは年金制度の問題というよりも、未来の不確実性の問題です。

この未来の不確実性に備えることが出来るのは、自分だけです。ですから、年金を当てにするのは最低限にして、自分でも準備するのが賢明です。

やや悲しく聞こえるかもしれませんが、朗報もあります。

この老後対策は高年収でなくても運に恵まれていなくても普通の日本人に十分に実現可能です

定年までに必要な積立額・期間・利回り

貯金だけで2,000万円を貯めるのは容易ではありません。だから、金融庁のワーキンググループも投資が重要と提唱しているのです。

しかし、2,000万円を実現するのに必要な利回り毎月の積立金額運用期間を具体的にイメージ出来ている人は少ないのが現実でしょう。

楽天証券の『積立かんたんシミュレーション』を利用すれば、前提を決めることで目標の2,000万円に到達する条件を簡単に計算できます。
(https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/saving/simulation/)

yield calculation

かなり保守的な利回り1.25%で30年間運用することにします。

すると30年後に2,000万円へ到達するには毎月45,817円積み立てれば良いということが分かります(実際には税金があるので後段でシミュレーションします)。

30年間という運用期間は多くの人が確保可能なのではないでしょうか。

40歳の人でも70歳までに運用が完了しますから、運用終了までは貯金+年金で生活し、70歳以降に2,000万円を取り崩せば豊かな老後生活が送れそうです。

世界有数の安全資産(米国債)で解決

加えて、この1.25%という想定は、コロナウィルス関連対応のゼロ金利政策の影響を受けた歴史的にも最低水準の30年物米国債の利回りです。

それでも十分に捻出可能な積立金額で老後に2,000万円以上を確保することは可能です(実際には税金を考慮しなくてはいけないので後段でシミュレーションします)。

今後は世界経済の回復と共に資金が株式市場等にも戻るようになれば、30年物米国債の利回りも2〜3%へと回復していくことが見込まれます。

このように老後資金問題はリスクフリー資産の米国債の利回りでも毎月5万円程度の積立で十分に解決可能なのです。

そして、米国債の最大のメリットは購入時にリターンが確定することです(途中で売却しないことが条件です)。

株式運用の結果は30年後次第であり、人によってはストレスです。老後問題解決のためにストレスを抱えて今を生きるのは本末転倒です。

一方で、米国債は購入時に30年後のリターンが判明しているので30年間ストレスフリーで生活が出来ます。

近年は投資への関心が急速に高まりましたが、お金を増やすことばかりに焦点が集まりがちです。

結果として、目的に不釣り合いな投資を行っている人がたくさんいると感じています。投資はあくまで目的実現の手段です。

そして、目的にあったリターンリスクを適切にとることが本来の投資のあるべき姿です。

もし、投資目的が年金2,000万円問題の解決であれば、株式等でリスクを取らなくても安全に解決する手段として米国債もあるというのが本記事の主張です。

投資に絶対確実は存在せず、投資は自己責任ですが、読者の考える材料となれば幸いです。

30年物米国債を毎月5万円積み立てる

下表は先程の楽天証券の『積立かんたんシミュレーション』を利用して、毎月5万円を30年間積立た時の資産到達額を利回り別にまとめたものです。

米国債購入に際して、証券会社で円を米ドルに転じる手数料や為替レートの変動もあるので実際には100%の再現性はありません。

しかし、歴史的な最低利回り水準でも毎月5万円程度積立てるだけで2,000万円を超える資産形成を十分な確率で見込めるのは朗報ではないでしょうか。

利回り2%を超えると2,000万円が余裕になってきますし、3%ともなると利息で1,000万円を超えてきます。

しかも、購入時リターン確定の30年物米国債で実現出来るのです。

毎月5万円は所得が少ない方でも携帯電話を格安SIMに変更したり、自炊回数を増やすことで簡単に捻出出来る金額です。

日々の生活を少し見直すことで誰にでも着手可能な方策なのではと筆者は思います。

まとめ

<年金問題解決のポイント>
■目的に沿った投資方法を選ぶ
■老後資金は安全資産で十分に実現可能
■生活見直しで毎月5万円を捻出
■毎月5万円を30年物米国債に積み立て
■投資は忘れて日々の生活を楽しむ

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