【バフェット太郎10種】配当利回り、リターン(対S&P500)

バフェット太郎10種 米国個別株

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バカでも稼げる「米国株」高配当投資』の著者でおなじみのバフェット太郎さんが、同書で紹介している米国高配当株10種は実際にどれぐらいの優秀なポートフォリオなのか。どれぐらいの配当利回りを期待できるのか。市場平均(S&P500)と比較してリターンはどうなのか

これらの疑問が頭をよぎったことはありませんか?私は米国高配当ETF(VYMHDVSCHDSPYD)でキャッシュフロー重視の資産運用をしているので、バフェット太郎さんに投資哲学では共感する部分もあるので、上記のような疑問は常に持っていました。

Portfolio Visualizerという投資分析ツールに課金して色々な分析ができるようになったので、ちょうど良い研究対象ということで今回はこの『バフェット太郎10種』の配当利回りやリターンを分析してみたいと思います。

なお、ポートフォリオ分析は配当王銘柄配当貴族銘柄についても実施しています(^ ^)

■本記事を書いている人
✅Twitter(@gonfox21)でも情報発信
✅20代で金融資産3,800万円達成
✅米国ETFで資産運用(SPYDVYMSCHDHDV

バフェット太郎10種とは

バフェット太郎10種
出典:トウシル『楽天証券』

バフェット太郎さんが2019年に楽天証券のインタビューでご自身のポートフォリオについてご説明されていたので、こちらを参考にしています。ポートフォリオの構成はシンプルで以下の米国高配当株10銘柄を10%ずつ均等に保有するという内容です(なお、この後にIBMを外してブリストル・マイヤーズを追加されたよう)。

【バフェット太郎10種】
①ウォルマート、②コカコーラ、③アルトリアグループ、④フィリップモリス、⑤エクソンモービル⑥マクドナルド、⑦IBM、⑧ベライゾン、⑨ジョンソンエンドジョンソン、⑩P&G

バフェット太郎10種 VS S&P500(運用成績比較)

フィリップモリスは、元々アルトリアグループの一部門(タバコ事業)だったのですが2008年にスピンオフして誕生しました。このためデータが2008年からしかないため、バックテストの期間は2009年1月〜2022年3月(13年)となります。

バフェット太郎10種VS S&P500
出典:Portfolio Visualizer

S&P500がバフェット太郎10種を大きく突き放す結果となりました。理由としては明白で、リーマンショック以後の米国株式市場を牽引してきたのはGAFAMに代表されるグロース株だからですね。この10年間は一部の例外を除いてバリュー株はS&P500をアンダーパフォームしてきました。

  バフェット太郎10種 S&P500
資産増加率 +416.97% +644.72%
年平均リターン 11.38% 15.10%
シャープレシオ 0.93 1.01
ソルティノレシオ 1.51 1.64
最大下落率 ▲16.59% ▲19.63%

バフェット太郎10種の配当利回り・増配率

バフェット太郎10種,配当利回り

2009年のバフェット太郎10種ポートフォリオの配当利回りは3.96%でした。そして、2009年〜2021年の13年間における平均増配率は11.96%でした。同期間中におけるVYMの平均増配率は8.80%でした。キャッシュフローを重視する運用スタイルの方には魅力のある実績だと思います。

上の表は初年度に$10,000投資していた場合の各年における配当金額です。

市場平均をアンダーパフォームしていたこの時期こそ割安で仕込む良いチャンスだったのかもしれません(2022年は年初来、バフェット太郎10種が市場平均をアウトパフォームしています)。

バフェット太郎10種に1980年代に投資していたら

前述の通り、フィリップモリス株は2008年以降しか存在しないので、フィリップモリス株を除外してアルトリア株の割合を20%にする前提で、1986年1月〜2022年3月(36年間)運用したケースをバックテストしました。

バフェット太郎10種VS S&P500
出典:Portfolio Visualizer

今度はバフェット太郎10種の圧勝という結果です。1980年代はまさにバフェット太郎10種に投資するには最適なタイミングでした。この時期に仕込んだ10銘柄が配当再投資で自己増殖を続け、1990年代以降の株高で大きくリターンを伸ばしています。

  バフェット太郎10種 S&P500
資産増加率 +13,718% +4,568%
年平均リターン 14.54% 11.12%
シャープレシオ 0.85 0.58
ソルティノレシオ 1.35 0.84

バフェット太郎10種の総括

バフェット太郎10種の良いところは、10銘柄と管理しやすい株数でポートフォリオを組んでいること。そして、長期運用を前提に市場平均をアウトパフォームする潜在能力を十分に感じさせる実績です。決算書を読んで投資判断ができる個人が夢を託すには現実的で良いポートフォリオだと思います。

一方で、資産形成のコアはより計算が立ちやすいインデックス投資を基本にする方が、人生設計をしやすいというのが個人的な考えです。

投資が趣味でもない限りは、市場平均に連動する投資信託やETF一本に投資するだけでも十分な気がします。経費率が0.03%〜0.1%の低コストで極めて優秀な指数(インデックス)に投資できるようになったのはごく最近のことです。それまでは、よく分からない投資信託を買うぐらいなら、自作のポートフォリオを組んだ方が良かったかもしれません。しかし、手間ひまに対して割の合うポートフォリオを組むのは顧客フレンドリーな投資信託やETFの充実で年々難しくなっています。(個人的には優秀なコンセプトだと感じますが)バフェット太郎10種でさえ投資タイミングや運用期間によって市場平均をアンダーパフォームします。

インデックス投資だとキャッシュフローを太くするのは難しいのが人によってはデメリットですが、今はそれでも米国高配当ETF(個人的なおすすめはVYM)などの低コストの代替手段が存在します。ETFを活用することでメンテナンス部分を優秀な運用会社に外注することができます。

筆者
筆者

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